不機嫌にっき

不機嫌な気持ちになるのは、3日に1回ぐらいで。

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春情蛸の足 (講談社文庫)
 食べ物をテーマに、大阪を舞台にした男女の短編集。

夫婦や恋人たちの温度差や、恋人から夫婦に、夫婦から友人になった時の変化など、男女の心の機微を描くのはさすがという感じですが、何より食べ物の描写が美味しそうで美味しそうで…。

読み終わると本気で食べたくなります。
で、この前お好み焼き食べに行きました。
今は醤油味の美味しいたこ焼きが食べたくてたまらない…。

あと、クジラのおでん。
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愛の風見鳥 (集英社文庫 75-A)
30年前に書かれた大阪を舞台にした恋愛短編集。

やっぱり時代のギャップは大きくて、男女の関係も会社のありかたも結婚も、現代の私たちには理解しづらい面も多々あり。

田辺聖子の書く女性はいつも、ちょっと失敗はするけれど、自分の意志でしなやかに強かに生きていく様が魅力だったのに、この短編集に限ってちょっと頭悪い…。

ちょっと期待はずれだったかも。
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百合と腹巻
JUGEMテーマ:読書


立て板に水のごとし「河内弁」でまくしたてる大阪の男女の、友人のような、長年の連れ合いのような、慕わしく愛おしい恋の数々をおさめた短編集。

デートで百合の花束を持ってきて「どうしてそんなにキレイなんですか」なんて言ってくれるカワイイ年下クンと「腹巻きせー」が口癖のおっさん。
二人の間でゆれる主人公の選択は…
はっきりはしないけれど結局自分はおっさんが好きなのだ。と。

人って本当に大切なものには最後の最後まで気付かないものなのかおしれないなあと、少し悔しいような気持ちになりました。
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愛の幻滅 (上) (講談社文庫 (た2-38))
JUGEMテーマ:読書


28歳、ハイ・ミスOLの眉子は、妻子ある男、東野と恋の真っ最中。
不倫関係の不毛さや、妻への裏切り、将来のことは全て棚上げして「目の前の草だけ抜いとったらええ」が口癖の東野。
会わない時は妻の存在を気に掛け、思うように逢えない事にイライラするが、顔を見れば全て吹き飛んで、目も鼻もなく嬉しい幸せな気持ちが溢れてくる。そんな東野との恋にハマる眉子。
いつも楽しく気分良くの「笑い恋」には、細心の注意が必要。汚い内側のドロドロしたものを掴み出して投げつけあってはお終いである。
しかし、お互いご機嫌な時だけ会って、イイ顔しか見せ合わない関係に眉子は次第に疑問を持ち始める。


すごくすごくすごく、共感してしまった。
私とモリさんの仲は不倫ではないけれど、結婚しない・浮気相手がいっぱい・仕事が忙しくて中々会えない。と、条件的にはまるで眉子と東野。
呼び出されれば会いに行って、顔を見れば嬉しくて、時間がもったいないから嫌な事は言わない。お互い機嫌よく過ごせるよう細心の注意を払って「笑い恋」にしていました。
初めの頃は会うだけで嬉しくて幸せで、他に何もいらなかったのに、いつのまにか叶う事のない将来を諦めて、相手の喜ぶように、望むような反応を「してあげる」気になっていました。
それでモリさんを喜ばせて、機嫌よくしていてもらうのが私の使命のような。

しかしふと正気に返ると、やはり建設的な恋に憧れる自分がいたのです。



という訳で、
モリさんと、お別れしました。



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サラダ記念日
小学校だか中学校だかの授業で俵万智の名前を聞いたときは、短歌を詠む=おばさん。とか思ってましたが、しかしこの人まだ45歳なのかー。
まだまだ若いじゃん。てゆうかこの歌集、20〜24歳の頃に作った歌がおさめられてますが、当時はかなりセンセーショナルだったんだろうな。
しかもおそらく、不倫関係に苦しみながらも諦めと幸福感に溢れた歌たち。

与謝野晶子なんかも私からすればおばさんだけど、歌の題材は恋愛なのですね。
こちらは略奪愛→歳の差婚。


たった31文字の中に、恋人の何気ない仕草に喜ぶ可愛らしさや深刻な恋に付きまとう影を詠み込むのも読み解くのもスリル。
短歌っていいなー。
自分じゃ詠めないけど。



『落ちてきた雨を見上げてそのままの形でふいに、唇がほし』
雨を見上げた時、目の前にその唇があるのか、それとも記憶の中の誰かを思って一人空を見上げているのか。手に入らない人を思っているのか。


『それならば5年待とうと君でない男に言わせている喫茶店』
本当に言って欲しい君には、決して言わせられないんだな。
そんな男にイカレテル女なんて、待ってたって無駄だよ?


『我だけを想う男のつまらなさ知りつつそれを君に望めり』
自分の事だけを思っていて欲しいけど、本当にそうなってしまったら途端につまらない男になる事も分かっている。それでもそう望まずにいられないジェラシーに振り回される女はアホだ。


『おみやげの讃岐うどんが社名入り封筒の中からあらわれる』
お父さーん。。。

『食パンとビールを買いにつっかけを履いて並んで日曜の朝』
パンとビールって事は朝ご飯から晩ご飯まで一緒にいられるってこと?
日曜の朝に並んでって事は、週末一緒にいられるって事は。。。。


『思い出はミックスベジタブルのよう けれど解凍してはいけない』
色とりどりでキレイだけど、ミックスベジタブルは解凍すれば食べられるけど。。。
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ツチヤの口車
屁理屈だが真理だ!
決して噛み合わない男女の心理のなぞが一瞬だけ解けた気になる。

著者はお茶の水女子大学の学部長も務めた事のある哲学者ですが、
内容は全然難しくなくて、人間は普段いかに理屈をこね、理不尽な扱いを他人に強い、いかに利己的に生きているかを面白おかしく検証しています。



独特なタッチの著者自身によるイラストが、子供のお絵かきのようでかわいらしい。

現在週刊文春で連載時には私の大好きなヨシタケシンスケがイラストを描いてます。
要チェキ☆


なんか一つ前のと、土屋つながりになってるし!



注:電車の中など公共の場所で読むには適しません。
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夢のように日は過ぎて (新潮文庫)
久々の読み返し。

芦村タヨリ35歳。「アラヨッ」の人生フレーズでもって、25歳から40歳まで
自在にサバをよみ、軽々と日々を楽しむワーキングウーマン。
ハイ・ミスの楽しみや悩みを軽快に描いた作品。

仕事もお金も男も時間も不自由しない、今まで頑張ってきた分人生楽しんでるタヨリさんでも、ケチな年下男やデリカシーのない昔の男、見た目だけリッチなせこい中年男にひっかかったりひっかけたり…。

「アラヨッ」っていいなあと思いつつ、これって相当意識していないと出来ない。
ムカッときそうな寸前で方向転換なんて難しいよ〜。
| 本(作家た行) | comments(0) | -

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