不機嫌にっき

不機嫌な気持ちになるのは、3日に1回ぐらいで。

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夕闇の川のざくろ
JUGEMテーマ:読書


ポプラ文庫創刊につき


しおんという名の極めて美しく孤独で、ひどい嘘つきな女性。
「人間なんてもともとホントじゃないのよ」
そう言いいながら次々と物語を作り出す彼女の話に幼馴染の私は耳をかたむける。


江國の瑞々しい言葉と、印象的な挿絵が素敵な一冊です。
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ホテル・アイリス (幻冬舎文庫)
JUGEMテーマ:読書



海辺の観光地に建つホテル「アイリス」
家業を手伝う少女はある夜、商売女とともに泊まっていた客の初老の男の声に耳を奪われる。
離島に一人で暮らし、ロシア語の翻訳をするその男と少女との淫靡で切ない、誰にも知られる事のない関係を描く。



平たく言うと、SMプレイです。
不幸な事故で妻を亡くし、それ以来世間との折り合いが悪くなり、どちらかというと社会不適合者である老人と、母親やパートのおばさんの干渉にうんざりしながらも自らそこから抜け出そうとする事もない自意識の希薄な少女は、虐げ、従わせる事で愛を交わそうとする。
最終的に老人は少女を監禁した罪に問われ、自ら海に身を投げる。

正直ですねー、SMは解らない!!
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夏の名残りの薔薇 (文春文庫 お 42-2)
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恩田陸キターーー!!

今作は彼女の真骨頂だと思います。
舞台は、山奥のホテル。いわゆる「嵐の山荘」で毎年開かれる豪華なパーティーに集まった、華やかだがなにかと噂のある近親者、関係者たち。
次々と起こる変死事件。それは真実なのか、幻か??

恩田陸お得意の『三人称多視点』で構成され、一章ごとに語り手が変わっていく。
しかも前の章の最後で死んだはずの人物が、次の章では何事も無かったかのようにまた登場する。
最終的に何が起きて何が起きなかったのか?
禁断の秘密に彩られた三姉妹の過去は明らかになるのか??

美しくて怜悧な人々の思惑や葛藤、隠された過去。
逃れられない父親の呪縛が、関わる者の運命を操っていく。


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赤い長靴 (文春文庫 え 10-1)
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江國の文庫が出た。

結婚10年目の一組の夫婦を題材にした連作短編集。
主に妻の主観だけど、3篇は夫目線。
特に何か事件が起こるわけでもなく、夫婦の仲が冷え切っているわけでもないごく普通の日常。

怖いくらいに現実的で奇妙だけど、江國の独特な言葉で描かれるとやっぱり美しい。
帯の文句が良い。
『二人なのに一人ぼっち。』

これまでの江國作品でも、お互いを必要としていながらどうしようもなく孤独な夫婦は度々描かれてきた。
「スイートリトルライズ」「薔薇の木琵琶の木檸檬の木」の水沼夫妻。「きらきらひかる」。

夫婦で、恋人同士で、胸を張って「私たちは二人で一つだ」「解り合っている」と言える人達もいるけれど、私はこれまでそんな風に思えた事はない。
それは相手に不足があるからなのか、私にどこか欠陥があるのか…。
もしかしたら一生こんな風なのかも。
大げさだけど、モリさんに夢中になっていた頃の事が遠い昔に思える。

この作品の夫婦のように、私もモリさんに対して不満はいーっぱいある。
食事中に片膝立てるとか、器を持たないとか、枕にタオル敷いて寝て何日も取り替えないとか、テレビの音が大きすぎるとか、ゴミ出さないとか、掃除しないとか、洗濯しないとか…etc
直して欲しいし、面倒くさい時もあるけど、モリさんちに行って部屋がキレイに片付いていたら、ちょっとがっかりすると思う。

そしてきっとモリさんの方も私に不満はいっぱいあるんだろう。
でも一緒にいる。
お互いに言えない秘密もいっぱいあると思う。

「ほんとうのこと」は言ってはいけない。
それってなにかとても悪いことの様に思わているけれど、意識しないまでもきっとみんな無意識にそうやって生きてるんじゃないかな。
と思った。



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丕緒(ひしょ)の鳥
早速読んだ。
超期待して。


しかし、しかししかし!!



続きを読む >>
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yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]
大変だ!!


これは相当大変だ。

今度のyomyomに


小野不由美「十二国記」の新作が!!!


マジ6年ぶりですから!!
待ち焦がれていたよ、私は。
しかし物語の舞台は慶らしい。

戴は??泰麒はどうなったのよ!?
早く続きを書いてくれ!!
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Monster (8)
JUGEMテーマ:漫画/アニメ


またもや名古屋に来ております。

夜行バス利用で先ほど着いたため只今ネットカフェにて時間つぶし中。

で、性懲りもなく「モンスター」読んでます。
やーっと8巻。

でもついこないだ完全版出たんだよな。
売れてる。。。

ちょっと欲しいような。。。。。。
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黒と茶の幻想
かつて青春時代を共に過ごした男女4人。
40歳を目前に再会した彼らは屋久島への旅を計画する。
旅のテーマは「美しい謎」。
過去と自分自身についての思索にふける旅。

気の置けない友人でありながら、過去には傷付けあった出来事もあった。
その中心人物であり行方不明になっている美少女の行方も謎の一つとして提示される。
彼女は生きているのか死んでいるのか?
誰に殺されたのか?

数日間の旅の中で大小様々な謎を解決したり解決できなかったり、無為に喋っていく。
物語の中の現在では何も事件は起こらず、過去に起きた事柄の謎を解く事に終始する。

4つの章に分かれていて、4人が順番に語り手になっていくのでその人物だけが知っている真相や秘密があって、それを他の3人は知らないけれど疑っていたり。。。
とにかく4人の駆け引きの緊張感に引き込まれていく。
でも4人の信頼関係や、お互いを思いやる気持ちが暖かい。


3番目の「蒔男」を読むと、いつもモリさんを思う。
「俺の事を理解出来ると思わないで欲しい」
これが蒔男という人間の本心からの願い。
そのために妻子を捨てた彼は1番目の「利枝子」の元恋人。
男性としてある意味非常に魅力的な人だけど利己的で身勝手な人でなし。
でも他人に対して冷たい訳じゃなくて、程ほどに社交的で交友関係も広い。
それでいて誰といる時も一人で寛いでいる。

人によっては理解しがたいかもしれないけれど、モリさんによって長年訓練された私には分かる。(気がする)

でも蒔男とモリさんの違うところは、
蒔男は理解して欲しくないけど、モリさんは本心では理解して欲しい。でも理解して貰えない事に絶望している。なのに理解される努力をしない。
厄介だ。。。

しかし私はもうそうゆう厄介な人と付き合う術を身につけつつあるので、ダイジョーブ(赤影風)
| 本(作家あ行) | comments(2) | -
上と外
これはずいぶん前に出ていたのだが、この度新装版で文庫が出たので買った。
もともとは、隔月おきに文庫一冊出すとか言う企画で、うっす〜〜〜い文庫で5分冊だったの。
確か図書館で借りて読んだ。

南米グアテマラで夏休みの旅行中だった楢崎練と離婚した両親、離れて暮らす妹の4人は突如発生したクーデターに巻き込まれる。
練と千華子の兄妹はマヤ遺跡に向かう途中のヘリコプターから放り出され、行方不明に。
両親も人質として身柄を拘束される。
ジャングルのど真ん中に奇跡的に無傷で落下した二人は、水も食料もなく方向も分からず、クーデター発生のため迎えが来るあてもなく絶望的な状況の中なんとか力を合わせて帰る方法を探す。
しかし練はジャングルで出逢った少年に言われるまま、不思議な儀式に参加させられることになり…。


マヤの遺跡って見てみたいなー。
ジャングルの森の中に突然巨大なピラミッドが現れたら迫力だろうなー。


練(れん)て名前いいな。レンてカタカナにするとホストっぽいけど、漢字で書くとやさしい感じ。(ダジャレではない)

子供たちの極限状態での生きる為の必死さと親を思うが故の葛藤。親の身勝手さと子を思う気持ち。
どちらもきっちり書けるのはさすが。
読み応え十分な長編でした。
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最近、蝶々は… 上巻 (1) (新潮文庫 う 9-5)
おもしろい!

内田春菊は好きでしたが、私の中の「出たら買う作家」リストからは外れつつあります。
しかし、これは良かった。

目覚めるといつも複数の男性と関係をもった痕跡が残っている。
全く見に覚えはなく、眠れなくなったルカは雑誌記者の萩本に助けを求める。
内腿に蝶の痣が浮かび上がる時ルカの人格は「蝶」になり、夜毎男を漁り、性の快楽に身を委ねる。
「蝶」はやがて暴走を始め、殺人を犯す。。。

セックスレス。多いんでしょうねー、世の中。
夫婦でも、恋人同士でも。
女がここまで性に対して貪欲になっているキャラを描いてしまえるのはさすがだと思う。
しかも楽しそうに。
今作では局部までしっかり描いてしまっていますが、その分構図に変化があって絵として面白いし。

男性キャラのドマックスがいい!!
あんなに男がシンプルだったら分かりやすいのに。
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